初心者でも簡単!魚の卸し方ガイド【完全保存版】
1. はじめに
魚料理を楽しむためには、新鮮な魚を自分でおろせるようになると、料理の幅が広がります。この記事では、初心者でも簡単にできる魚の卸し方をステップバイステップで解説します。この記事を読めば、魚を自分でおろす自信がつくでしょう。
難しいからやらない
とにかく 失敗しても魚料理を楽しんで下さい。
2. 必要な道具
魚を上手におろすためには、いくつかの道具が必要です。以下は、必須の道具リストです。
- 包丁:出刃包丁または三徳包丁がおすすめです。
- まな板:滑りにくい大きめのものを用意しましょう。
- 魚ばさみ:骨抜き、小骨を抜くための道具です。
- キッチンペーパー:魚の水気を拭き取るために使います。
- 道具ではありませんが 塩も用意して下さい。
3. 魚の選び方
新鮮な魚を選ぶポイントは、以下の通りです。
- 目が澄んでいる:新鮮な魚は目が澄んでおり、透明感があります。
- 鱗がしっかりとついている:鱗がはがれにくいものが新鮮です。
- 身が弾力がある:指で押してもすぐに戻る、弾力のある身が新鮮です。
4. 魚の卸し方
4.1 ウロコを取る
- 魚の頭を左に向けて置く
まな板の上に魚を置き、尾の方から頭に向かって包丁の背でウロコを削り取ります。 - 腹側と背側もしっかりとウロコを取る
ウロコが残っていると食感が悪くなるので、しっかり取り除きましょう。
4.2 内臓を取る
- 腹を開く
魚の腹側に包丁を入れ、頭から尾に向かって切り開きます。中の内臓を手でかき出します。 - 血合いを洗う
内臓を取り除いた後、骨の近くに残った血合いを丁寧に洗い流します。
4.3 頭を落とす
- 頭を切り落とす
魚の頭を斜めに切り落とします。出汁を取る場合は、頭も捨てずに取っておきます。
4.4 三枚におろす
- 中骨に沿って包丁を入れる
魚を左に置き、背側から中骨に沿って包丁を入れ、片側の身を切り離します。 - 反対側も同様におろす
魚を反転させて、同じ要領で反対側の身も切り離します。 - 仕上がりに塩水で洗い 水気をしっかりと取り除いて下さい。
5. よくあるミスとその対策
魚をおろす際によくあるミスとその対策を紹介します。
- 身が崩れる:包丁が鋭くないと、身が崩れてしまいます。定期的に包丁を研ぎましょう。(包丁研ぎのポイントも別記事で)
- 骨が残る:しっかりと骨に沿って包丁を入れることが重要です。慣れるまでゆっくりと丁寧に作業しましょう。指で優しく尻尾から頭に向かうと確認しやすいです。
6. 魚を使ったおすすめレシピ
おろした魚を使った簡単で美味しいレシピをいくつかご紹介します。
- 刺身:新鮮な魚をそのまま刺身にして味わいましょう。シンプルに醤油とわさびで。
- 焼き魚:塩焼きや照り焼きでシンプルに焼き魚に。おろしたての魚は香りが格別です。
- 煮魚:出汁や醤油で煮込んだ煮魚もおすすめです。しっかりと味が染み込みます。
7. まとめ
魚を自分でおろせるようになると、新鮮な魚を最大限に楽しむことができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、練習を重ねれば確実に上達します。ぜひ、このガイドを参考に挑戦してみてください。
8. よくある質問(FAQ)
Q: 包丁はどれくらいの頻度で研ぐべきですか?
A: 魚をおろす前には、毎回包丁を研ぐのが理想です。少なくとも月に1回は研ぎ直すと良いでしょう。
Q: 魚の匂いが手に残るのですが、どうしたらいいですか?
A: 魚をおろした後、レモン汁や酢で手を洗うと匂いが消えやすいです。また、ステンレス製の石鹸も効果的です。
プロ直伝!初心者でもできる穴子の卸し方ガイド【保存版】
かなり変わった卸し方ですが
1. はじめに
穴子は、うなぎに似た食感と味わいが特徴の魚で、寿司や天ぷらなどさまざまな料理に使われます。この記事では、初心者でも簡単にできる穴子の卸し方を詳しく解説します。これを読めば、穴子料理のレパートリーが広がります!
2. 必要な道具
穴子を上手におろすために、以下の道具を用意しましょう。
- 包丁:出刃包丁か、穴子用の専用包丁がおすすめです。
- まな板:長めの穴子が乗るサイズのもの。
- 魚ばさみ:小骨を抜くための道具です。
- 目打ち:下ろす時に固定させます
- キッチンペーパー:穴子のぬめりを拭き取るために使用します。
3. 穴子の選び方
新鮮な穴子を選ぶポイントは以下の通りです。
- 目が澄んでいる:新鮮な穴子は目がはっきりとしており、白く濁っていません。
- 身がしっかりしている:身がしっかりとして弾力があり、締まりがあります。
- 肌が滑らかで光沢がある:皮膚が滑らかで、健康的な光沢があるものが新鮮です。
4. 穴子の下処理と卸し方
4.1 穴子のぬめりを取る
- 塩でぬめりを取る
穴子のぬめりを取るために、塩を少量ふりかけて全体をよく擦ります。その後、流水で洗い流し、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
4.2 頭を落とす
プロの場合 頭を落とすのは 最後ですが、ご家庭の場合には頭を先に落として下さい。
- 頭を切り落とす
穴子の頭を包丁で切り落とします。頭は煮付けなどに使えるので、捨てずに取っておくのも良いでしょう。
4.3 背開きにする
- 背側から包丁を入れる
穴子を背開きにするために、背中側から包丁を入れ、骨に沿って左右に切り分けます。これにより、背開きの状態になります。 - 骨を取り除く
包丁を使って、中心にある骨を取り除きます。骨をしっかり取り除くことで、食べやすくなります。
4.4 小骨を抜く
- 魚ばさみで小骨を抜く
残っている小骨は、魚ばさみでしっかりと抜きます。この工程は、食べる際の口当たりを良くするために重要です。 - 仕上がりに塩水で洗う
5. 穴子を使ったおすすめレシピ
おろした穴子を使った美味しいレシピをご紹介します。
- 穴子の蒲焼き:タレを使って香ばしく焼き上げる、穴子の定番料理です。白ご飯との相性は抜群です。
- 穴子寿司:酢飯の上に煮穴子を乗せたシンプルな寿司。穴子の柔らかさとタレの甘みが絶妙です。
- 穴子の天ぷら:カリッと揚げた穴子は、サクサクの食感とふわふわの身が特徴です。天つゆや塩でいただくのが一般的です。
6. よくあるミスとその対策
穴子をおろす際によくあるミスと、その対策を紹介します。
- 身が崩れる:包丁が切れないと、身が崩れてしまいます。包丁は必ず鋭く研いでから使用しましょう。
- 骨が残る:骨抜きの工程は、焦らず丁寧に行うことが大切です。小骨をしっかり抜くことで、食べやすい穴子料理が完成します。
7. 穴子の保存方法
おろした穴子はすぐに使わない場合、冷蔵または冷凍保存が可能です。
- 冷蔵保存:ラップで包み、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。1〜2日以内に使い切りましょう。
- 冷凍保存:使いやすいサイズに切り分け、ラップで包んで冷凍します。保存期間は約1か月です。
8. まとめ
穴子を自分でおろせるようになると、より新鮮で美味しい穴子料理を楽しむことができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れることで確実に上達します。このガイドを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。
9. よくある質問(FAQ)
Q: 穴子とウナギの違いは何ですか?
A: 穴子は海に生息しており、淡泊であっさりとした味が特徴です。一方、ウナギは淡水魚で、脂がのっていて濃厚な味わいです。
Q: 穴子をおろすのにおすすめの包丁は何ですか?
A: 出刃包丁や、専用の穴子包丁が扱いやすいです。鋭く研がれた包丁を使うことで、綺麗におろすことができます。